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2011グランプリシリーズ第6戦-カップ・オブ・ロシアTV観戦記4-

2011.11.30 (Wed)

◆アデリナ・ソトニコワ(愛の夢)

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今回は地元開催ということで、いろいろ大変そうですね。

ロシアとしてもソチに向けてスターを育てるミッションがあるんでしょうが、ちょっとソトニコちゃんが気の毒になりました。

今回の「愛の夢」ガチンコ対決にしても、ロシア側がどこまで浅田選手を意識して作ったのかはわかりませんが、少なくとも何の企図もなかったということはないですよね。

浅田選手が持越しで今季も同じプロで来ると言うことも、SPシェヘラで関わっているロシアの重鎮タラソワ女史が全く知らないということもないでしょうし。

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これは私の妄想に過ぎませんが、ロシア側も「天才ソトニコワのデビューは、なんとタラソワの元教え子マオ・アサダと同じプログラム!」「因縁の対決の行方は如何に?」てな具合に、テレ朝・フジも真っ青のセンセーショナルなアオリを考えていたのかも。

そんでもってソトニコちゃんが浅田選手を下してロシア杯優勝!てなことになれば、は~い、タクタミちゃんと並んでロシアの二枚看板いっちょあがり!後はソチに向けて2人は爆アゲ街道まっしぐら…と言う脚本の完成です。

それも2人のポテンシャルを考えれば茶番クーバーよりゃマシかもしれませんけど、今回のレオノワ問題の結果が何をもたらしたのかを考えると、またしてもペンギンの口の中を見せられたようなイヤーな気がしますね。

ペンギンの口の中
(愛らしい見かけなのに口の中は意外とグロい)

ロシア側の思惑はともかく(笑)、絵に描いたような「因縁の対決」になんだか気分は釈然としません。「ちょっとお、あんたんちの事情で大事なウチの子を当て馬にしないでちょうだいよ~!失礼ぶっこいちゃうわね」と一言申し上げたい気分ですわ。妄想に立腹してもしょうがないか(笑)。

でも曲だけじゃなく、同じ薄紫をベースにした衣装を持ってきたところも偶然にしては…だと思いません?ああロシア陰謀説を捨てきれない…。

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ところが残念ながらソトニコちゃんは中国杯でもイマイチ精彩を欠き、前評判ほどの結果を残せなかったうえ、浅田選手がまさか?の2A選択&精神的復活で、今回の「愛の夢」対決でも軍配は浅田選手に上がりました。

ソトニコちゃんの想定外の不調にロシア側も若干…いや結構焦ったのではないでしょうか。こりゃまずいな…って、げっ!レオノワがまたフリップ判定?最後のコンボがキックアウト?バカこくでねえ!それじゃ困るんだよ!ちょっと技術審判呼んで来い!…なんてなトークがレオノワ採点中にロシアスケ連サイドで炸裂したかどうかは知りません(笑)。

ただ、聞くところによればソトニコちゃんは足に不調を抱えていたそうですし、どうやら最近身長が伸び始めているようですので、今回の不調はいろいろタイミングが悪かったせいともいえそうです。

恐らく本人的にも肉体的な違和感を感じ始めていたところに、周囲の期待というプレッシャー、ジュニア時代は二番手だったタクタミちゃんの2連勝、といろんな要素が絡み合って追い打ちをかけられた…というところしょうか。

そもそも今回の「愛の夢」は、そういった想定外の状況以前に、ちょっとソトニコちゃんには荷が重いプログラムだったような気もします。いえ決してソトニコちゃんを見下すわけではありませんが…。

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と言うのも、ちょっと見ただけでもわかる高難度ジャンプにタラソワカラー満載の鬼構成。ステップもスピンも、これでもかと言わんばかりのアクロバティックな振付。まるで1音1音から「はい・タラ~・ソワ~・です!」ってな声が聞こえてきそうな気すらします。←幻聴

ジュニアあがりの選手がこれをミスなくこなすだけでも大変なのに、その上音楽表現だの観客の心をゆさぶる情感だのを盛り込めってのが、土台無茶な話なんです。

タラソワ女史がそこまで考えて振付たのかは部外者には知る由もないけれど、もしかすると、今季はソトニコちゃんの技術的な身体能力を最大限に発揮させるのが第一目的のプロだったのかな、なんて思ったりもしますね。

もちろんその中には浅田版「愛の夢」振付師、ローリー・ニコルへの対抗心も全くなかったかはずもなく…というかないっていうこと自体がありえへん!(笑)。

けど2年間浅田選手を見てきたタラソワ女史が浅田選手のポテンシャルを知らないわけがないし、いくら昨季不調であったにせよ、浅田選手の「愛の夢」はそれなりの高評価を得ていたことも重々承知しているはず。

ジュニアチャンプとは言っても、まだ15歳。色んな部分が未完成のソトニコちゃんに、2季めに突入した"ベテラン"浅田選手と同じ曲を当てがって、いきなりシニアの舞台で勝負しろというのは、少々酷というものではなかったでしょうか。

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それに私の好みの範疇で言えば、「愛の夢」の曲想そのものも、ソトニコちゃんの個性に合っていると思えません。

バレエっぽい所作や新体操のようなアクロバティックな振付で柔軟性を強調してはいても、どうしても忙しなさが先に立ち、しなやかさとか軽やかさといった音楽的な表現にまで気が廻っていない。
そこは贔屓目ではなく浅田選手に一日の長があるように見えました。

ソトニコちゃんにしても、もっと大人になればこういった抒情的な曲も違和感なく滑れるようになるんでしょうが、今はもっと骨太で個性の際立つわかり易い曲を選んだほうが、見た目の印象も良かったのではないかと思います。

そういう意味ではSPのボレロの方が、彼女の持つカラーに合致しているような気がします。(ボレロも若干ハードルが高すぎたとは思いますが)

ところが、私の素人感性とは逆に、出たPCSはやっぱりシニア一年めにしてはかなり高め。TR(トランジション・つなぎ)以外全て7点台をマークしてますし、TRにしても6.82という比較的高評価。私の感性って一体…(笑)。

とにかくこのままソトニコちゃんが年齢を重ねてミスが減り、音楽的表現もグンと上達した頃(ソチあたり?)は、軒並み8点台後半~9点台!な~んてことも冗談ではなくありそうです。

今回は、いろいろ不運が重なったらしいソトニコちゃん。ちょっとほろ苦いデビューとなりましたが、引き続き王道を進んでがんばってほしいな~。期待してます。
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テーマ : フィギュアスケート - ジャンル : スポーツ

20:08  |   2011~2012-グランプリシリーズ-
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