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2012世界フィギュアスケート国別対抗戦~観戦記(現地編4)~

2012.05.05 (Sat)

現地観戦記も最終日のエキシビションを残すのみとなりました(っつっても2日間しか見てないけど)。

会場近くの渋谷のビジネスホテルに宿を取り爆睡するも疲れは取れず、翌朝はぼーっとした頭でくのチェーン店カフェで朝食を取りました。その後開場時間まで渋谷をうろつき、昼食にファストうどん店でうどんをかっこんでそのまま会場へ。

結局渋谷ナニひとつ買わずじまいでした。これでは文字通り観戦だけのためにわざわざ東京へ行ったようなものですね。どこのビジネスマンかって。

さて時間も迫り徒歩で会場へ着いたころには、既にお客さんはぞろぞろと入口に吸い込まれている最中で、この日もそう待つことなく会場入りすることができました。

この日の席は東側ショートサイド。S席ながら実質アリーナブロックで、お得感は昨日に勝るとも劣りません。しかも席番は前から数えて一桁台前半!

ヨロコビにうち震えながら着席しましたが、その直後至近距離に二人のギャルが…。イヤなヨカン。

「うわー、この席チョーヤバくね?」
「ほんとだー。マジヤバいー」
「大輔マジ近いっしょ」
「ヤバすぎー(笑)(笑)(笑)」


これで二人のコミュニケーションが取れているらしい事実に軽い眩暈を覚えましたが、きっと彼女らは超能力者か、でなければ地球を侵略しにやってきた宇宙人に違いありません。

場内のに流れる「尚、撮影は固くお断り…」のアナウンスをBGMに、悪びれる風もなく堂々とスマホで激写しまくる二人を視界の端に捉えながら、私はそんな風に確信しました。

さてそんなこんなで時間通りにエキシビションは始まりました。

開幕セレモニーの後、ちびっこスケーターが演技を披露して、上位選手たちの演技が始まります。

小塚崇彦選手。結果的に言うと今季はこのエキシナンバーが一番小塚選手らしくてよかったかもしれません。シーズン通して成績が芳しくなかったので、このエキシナンバーを見る機会自体が少なかったのも残念。来季はとにかく「らしくあれ」。

高トラ組。成美ちゃんの漢らしさが際立つ逸品(笑)の名ナンバー。リフトのとき、マービンが成美ちゃんを宝物を扱うようにそっと降ろすところが素敵です。

Pチャン。高性能の戦車のような重量感があって安定した滑りは、素直に凄いスケーターだと思います。が、このエキシ見て思ったのは、彼の「表現力」について一番理解してるのは彼自身なんだなということ。

彼の心の葛藤が目に見えるようですが、見てて「無理すんなって」と思ってしまうのは何故なんでしょ?モップ持って滑ってるほうがよっぽど「らしい」ってば。

お久しぶりのミキティ。今回は招待選手として白ミキと黒ミキの2曲を披露してくれました。もしかしたらブラックスワンが見られるかなとも思ったんですが、ワグナー選手のブラックスワンがこれだけ高評価を得てしまうと、いくらエキシとはいえ滑りづらいのかもしれません。私はどちらかといえば黒ミキの方が好きかな。白ミキはちょっともっさりして見えます。

チーム・ジャパンのウィニングパフォーマンス…というほどではないけど、大輔・崇彦が佳菜子・あっこを持ち上げリフトを披露…あああ、ヨタヨタ…(笑)。やっぱ小柄な日本の男子スケーターでペアやアイスダンスができる人ってなかなかいないですね。



ここで途中休憩。マスコットキャラのゴーちゃんが滑ってくれたりもしますが、ドーモ君を見てしまった自分にはちょっとインパクトが弱すぎて関心が…ごめん、ゴーちゃん。



さて第二部は準優勝・チームUSAの演技から。紫の布一枚でぐっと洗練された雰囲気になります。これは同じ即席プログラムでもチームUSAの勝ちに見えました。

しかし見目麗しいアシュリーたんやメリル姐さん、王子様キャラのリッポン君は絵になりますが、野獣・コフリンが、妖精の羽のような紫の布をたなびかせて滑っているのもある意味シュールです。

テサモエ組のテッサの衣装、テレビで見るのと実際見るのではキラキラ度合が違います。今季SDのスカート部分が何ともいえず華やかで、特にモイヤーがテッサを方に担ぎ上げて回転するローテーショナルリフトでは、大きな牡丹の花が咲いたように見えます。

ゲストのサフゾル・ペアは応援席でも大活躍でした。今日の衣装はまたテサモエとは別の意味でキンキラキンのコッテコテ。このセンスは若干大阪テイスト入ってるかもしれません(笑)。しかも曲は「We are the champion」だし。

しかし見せてくれた技はさすがの世界チャンプ。NHK杯ではちょっと失敗もありましたが、すっかり王者の風格が漂う二人です。

黒ミサ風のマントで現れ観客を凍りつかせたのはジュベール選手。脱ぎ捨てたマントの下から現れた衣装にまた脱力。一部では露○癖とも言われるジュベールですが、リバーダンスになぜこの衣装なのか全くもって理解不能。

しかし私に向かって投げられた(断言)至近距離からの投げチッスで、それらの疑問が全てが成層圏の彼方にぶっ飛びました。ああ女ってバカね。もう嫁とか愛人とか贅沢は言わないわ。犬の散歩係でいいからお傍に居させて!!

メリチャリ組は1位だったのでアンコールつき。「こうもり」のハイライト、ローテーショナルリフトが間近で見られて幸せ!

あっこちゃんは、ワールドで披露した「ラベンダーの咲く庭で」。浅田選手の名SPを思い出す人も多いかもしれませんが、メロディは殆どかぶりません。アンコールでは「ハンガリアンラプソディ」のテッテッテーを目の前で見られて狂喜しました。

最後は高橋大輔選手の「ザ・ クライシス」。この曲は、音があまり好みではないけれど、彼のスケーティングの巧さが際立つ素晴らしいプログラムだと思います。ミヤケンさん相変わらずいい仕事してまんな。

関係ないけど、私は彼の演技がバンクーバーで「完成した」ので「後はこなれていくだけ」と思ってました。が、今、バンクーバーの演技を見ると、それが大いなる間違いであることがわかります。一体どこまで行くんだろう、この人。

てなことを考えてるうちにアンコール。昨季の私の大好物、SPマンボのクライマックスだ!!ごちそうさまッス!!

そしてエキシビションもフィナーレに突入。私はここで今回最大の思い出をゲットしました。

最後の最後に選手たちがプレゼントを客席に投げ入れてくれるのですが、なんとワタクシ、選手が投げてくれたプレゼントをキャッチしましたのですよ!

コレ↓
CIMG6351.jpg

中身はサイン入り特製エコバッグ。コーフンしてて他の某選手とカン違いしましたが、サインからしてエリック・ラドフォード選手のようです。
CIMG6353.jpg

勝因としてはラストランで先述の宇宙人ギャルたちが、先を争ってフェンスに突進するのを横目に自席で手拍子を送っていたのと、実生活であまり役立つことのない高い身長が幸いしたというところでしょうか(笑)。

実を言えばもう一つゲットできそうだったのですが、さすがに一人で二つは顰蹙ものだろうと、ここはお隣さんに譲りました。これが件のギャルたちだったら絶対に手渡さなかったと思います。ワタクシ公共マナーが守れないおサルにお宝を譲るほど人間出来ちゃおりません。

A4サイズが入る大きさ。
CIMG6354.jpg

裏側
CIMG6352.jpg
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23:41  |   2011~2012-競技会

2012世界フィギュアスケート国別対抗戦~観戦記(現地編3)~

2012.04.30 (Mon)

プロトコル→コチラ

続いて村上佳菜子選手

う~ん、またもやFSで失敗…。ステップやらスピンやらは良い評価を受けてるのに、ジャンプがここまで決まらないと点の伸びようがないですね。

プロトコルでも盛大に<や<<、eマークが並んでます。ってかプロトコル的には3F以外全滅か…。やっぱり疲れちゃったかな。

今季村上選手は3Lpを試合に入れることを一つの目標としてきましたが、ロシアや他国の若手が高難度ジャンプコンビネーションを入れてくるであろう来季、今のままではちと厳しくなる予感…。

今後は今季諦めてしまった3F-3Tの習得、3Lzエッジエラーの矯正、できればハイキックやスケーティングの前傾姿勢も直してさらにレベルを維持しなければ、今以上の位置に登ることは難しくなるのではないでしょうか。

山田コーチとは相性が良いようですが、私は山田コーチが、生徒が後々苦労するのをわかっていながら何故正しいエッジで教えないのか、もどかしく思います。幼少時に楽しくジャンプを跳ばせようとするから、という話は聞いたことがありますが、昔と違って今は厳格に減点されてしまうのですから、そういう考え方は今の時代にそぐわないのではないでしょうか。

村上選手がこの先も世界の第一線で戦おうとするなら、こういった「弱点」はコーチが一刻も早く矯正してあげるべきだと思うんですけどね。もしかすると来季以降の作戦として考えてるのかもしれませんが。

話が逸れてしまいましたが、とにかく来季はさらなるステップアップを目指し、ワールドメダルも視野に入れて頑張ってほしいと思います。



鈴木明子選手は、プロトコルの結果と会場で見た全体の印象がかなり違います。いえ、明らかなジャンプミスがあったので、プロトコルの結果を見れば「なるほど」と思うんですけど、逆に言えばミスが結構あったにもかかわらず「ええもん見た」感がハンパない。それだけプログラムとしての完成度が高いというか、見る者にミスを忘れさせる技術が高いというか…。

観客としては、ミスをミスとして引きずらずに最後まで滑りきってくれれば、見てて「よっしゃあ、頑張れ!」と応援に熱もこもろうってもんですし、そしてそれが結果的に演技に余裕を与え、ジャッジの印象も押し上げることにつながるんですね。

ま、現地観戦組としちゃ、パーフェクトこうもりを見たかったのが本音ですけどね~(笑)。来季も現役続行という話ですので、来季も「Very明子」に期待です。

ところで、色んな試合でよく見かける非常にラブリーな鈴木選手応援バナーを今回も見かけましたが、そのバナーの持ち主(推定)がクマのようなオヤジさん…もといダンディな男性であったことに衝撃を受けました。



さて最後はオオトリの世界女王、コストナー選手。ほんと言えばこの人こそ一番気が抜けたシャンパン状態(決してビールとかコーラではない)であってもおかしくなかったんですが、最後の最後で頑張ってくれたと思います。

まあ多少のミスはありましたが、露骨に気を抜いた様子もなく、疲れた中でよく最後まで滑りきってくれたと嬉しく思いました。

ユーロの頃は「来年ここにいるかどうかもわからない」なんてことも口にしていたようですが、彼女も来季も現役を続けてくれると聞き及んでますので、ファンとしても嬉しい限りです。

どうでもいいけど、応援団の皆さん、ホテルから浴衣持ち出したりしちゃイケませんよ(笑)。私がホテル支配人なら熨斗つけてロゴ入り浴衣を進呈しますけどね。



とにかく女子フリーが終わった時点で日本が総合一位の金メダル。

お祭り試合で世界選手権ほどの権威はなくても、優勝は優勝として喜ばしいことではあります。おめでとうございました。

それなりに悲喜こもごもあった今季も、本当にこれで終了。最後に高橋選手の神がかった演技も(これはテレビで)見られたし、個人的には楽しい現地観戦だったので、強行軍でも行ってよかったと思いました。

次はエキシビション観戦記です。

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21:53  |   2011~2012-競技会

2012世界フィギュアスケート国別対抗戦~観戦記(現地編2)~

2012.04.29 (Sun)

さて現地編とはいいつつも、一週間も経過した今、記憶もすっかり薄れてしまいました。

なので本エントリーでは、記憶の欠落した分をテレビ映像で補いながら、サクっとおさらいするにとどめておくことにしました。

プロトコル→コチラ

◆ペアフリー

というわけで、今回の注目ペアは、高トラ以外はデニー・コフリン、バザロワ・ラリオノフ、デュハメル・ラドフォードあたりかな…と思ってたら結果もまんまこの4組が上位に。まあ順当な順位ということなんでしょうかね。よくわかりませんが。

デニー・コフリンは、いかにもアメリカらしい肉食系カップル。全米エキシでは「美女と野獣」と言われてましたが、実際ものすごい重圧感がありました。「誰も寝てはならぬ」でうっかり居眠りするとコフリンに食われてしまいそうです。

デュハメル・ラドフォードは使用曲「コールドプレイ・メドレー」の冒頭の部分が自分的にとても心に響きました。希望に満ちた明るい曲調が涙を誘います。

バザロワ・ラリオノフの「ドクトル・ジバゴ」は往年の名画サントラですが、映画自体は見たことがありません。でもこのメロディも「ジバゴ」という名前も何故か知ってました。そういえば昔「ドクトル・ジバゴ」という語感から、これが恐怖映画だと思っていたことは、世界で12番目くらいにどうでもイイ話です。

高トラはワールド銅メダルということもあって、期待も大きかったのですが、結果としてはミスが目立つ残念な出来で終わってしまいました。リフトやスケーティングがピカイチなだけに、ジャンプの失敗は痛いですね。来季はどんな美しいプロを見せてくれるのか楽しみです。

そういえば、ここに来てトラン君の国籍問題も浮上してきたりもしてますが、どちらにせよ本人がしたいようにさせてあげてほしいと思います。ファンとして五輪に出場してほしい気持ちはあるけれど、某芸人ランナーの不愉快極まりないニュースもあるし、無理強いはしないでほしいです。

とにかくペアはこれで終了。製氷中にお久しぶりのスケ友さんとつかの間の再開を果たし、売店で買ったスナックで小腹を満たしたら女子フリーが始まります。

◆女子フリー

前半グループは全体的にグダリ気味。最初の3人はBS放送もカットされてしまいました。

レオノワ選手…。テレビでもある程度伝わるかと思うんですが、実際の気の抜けっぷりは、会場ではさらにハッキリわかります。前半の連続失敗から後半立て直してきたところに、ワールドメダリストとしての矜持をわずかに感じられた程度でしょうか。

自分は3Lzの失敗辺りからもう見る気がしなくなり、後はモロゾフの首の傾斜角度ばかりを見てました。

これほど見てて応援する気持ちが萎える演技も久しぶりです。あーあ、レオノワちゃん好きだったのに、なんでこんなんなっちゃったんだか。ソチのことを考えるともうモロゾフの元を離れることはないでしょうから、このままソチまで(現役を続けるとして)残念路線をひた走ってしまうのかもしれません。元気だったレオノワちゃん、カムバーック!

シレテ選手はお初です。ホントこの曲はタイトル通りエキゾチックでカッコいいですね。彼女の個性にもぴったりです。転倒の連続で体力を消耗して、かなり不本意な出来になりましたが、目の前で跳んでくれたしょっぱなの2A-3T-2Tは見ごたえありました。



ここで前半は終了。ウォームアップを挟んで後半グループです。応援席近くでシューゾー氏が暑苦しい空気を発してるのが見えました。何言ってるんだか全く聞こえませんが、何だかウザいこと言ってるんだろなーと言うのはわかりました。



ソトニコワ選手は、実際見てみるとテレビ映像ほどじゃないにせよ、やっぱり体全体が重い感じでした。大きくなってしまった自分の体をどう扱っていいのかわからないような。これもしばらくすれば慣れてくるでしょうから、それほど心配はいらないと思ってますけど。

あと、ソトニコちゃんもタクタミちゃんも「リンクの使い方」が小さいと言われることがありますが、実際見るとそれもあながち的外れでないことがよくわかります。

どちらかと言えば真ん中よりコーナー寄りに座っていた自分が、演技中「ああ~、ソトニコちゃん、もうちょっとこっちまで来て!」と思うことが多かったので、それが即ちリンクの端まで使いきれていない、ということになるんでしょうね。

ここらへんは、あっこちゃんやカロちゃんが端っこでもタップリ見せてくれるのと比べれば違いがわかると思います。まあこれもまた若いソトニコちゃんの課題の一つでしょう。それからソトニコちゃんの曲、音源の音質が悪いと思います。ざらざらと音が割れてて聴きづらいことこの上ありません。




さてワグナー選手。生カクカクキターーー!!

…と思ったらカメラで見えない!どけやゴルァ…イヤお願いどいてちょーだいっ!!!

テレビ映像ではなかなか映りませんが、ジャッジ席後ろにはテレビカメラ用のお立ち台があり、そこには4台のカメラマンが陣取っています。

私の席からはそのカメラ×4のカゲに隠れて東南角(ジャッジの右側)が全く見えず、各選手の美味しいジャッジアピール技は会場ビジョンで見ざるを得ないのです。

ある程度は仕方ないと割り切るようにはしてましたが、そこは4羽の白鳥よろしく優雅にカメラを操る罪のないカメラマンたちに、後ろからケリを入れたくなる程度には残念でした。

でも、アシュリーのステップ前のつま先チョコチョコはこちら側でやってくれたので、まあヨシとしましょうか。

他にも小さなミスはあったけど、文句なしの盛り上がりで、女子フリー初のスタオベでした。

ゴールド選手は、シニア初参戦だそうですが、絵に描いたような美少女、いえすでに完成形の美女ですね。まだまだ荒削りですが、スケールの大きさはレイチェル社長を彷彿させます。アメリカ次代の希望の星です。

長くなったので分割します。

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21:48  |   2011~2012-競技会

2012世界フィギュアスケート国別対抗戦~観戦記(現地編1)~

2012.04.28 (Sat)

すでに大会から一週間が経過しておりますが、とりあえず現地観戦の感想もアップしておこうと思います。

大型連休だというのに暇だという方はお付き合いください。

4月21日・国立代々木競技場。

CIMG6338.jpg

若干曇ってましたが、当日は暑くも寒くもないちょうど良い気温でした。時間がなかったので羽田から原宿へ直行。着いた頃には既に開場を待つお客さんが並んでました。

CIMG6343.jpg

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それでも比較的早く並べたので、そう待たされることもなく会場に入れました。座席に着く前に、売店ブースでお高いパンフ、出場していない浅田真央使用曲CD&DVD、それによくよく考えればアマゾンでも買える雑誌を勢いに乗って購入してしまいました。愚かなりファン心理。

私がDVDを購入していると、隣に通訳のタチアナさん(6か国語を話せるという)がやってきて、「I have this one」とキーホルダーだかストラップだかを購入してました。スタッフも一般客に混じって買わなきゃいけないのね。ちょっとびっくりです。

そんな感じでしょっぱなから散財はしましたが、それなりに気分はワクテカ。スキップでもしそうな勢いでチケットに印字された座席を目指します。おお、ジャッジ側前から2列目だあ、しかも応援席からも選手の入場口からも至近距離ぢゃありませんか!こりゃクウネル史上最高の席かも!ああこれで浅田選手が出場してりゃ…いや出場してないからこそ、この席が回ってきたのか…卵が先か鶏が先か。

などと哲学的な思索にふけりつつも応援席を凝視していると、ゲストのサフチェンコ選手が件のタチアナさんと話し込んでるところが見えました!おお、そこにベルトンも登場。うわー顔ちっちぇー!顔の幅、首と同じかよ!目でけーなオイ!とブツブツつぶやく不気味なワタクシ。



そのうち各国応援団がザワザワと入場。フランスチームがドンキホーテの黄色い袋から応援グッズを粛々と取り出してるのが妙におかしかったです。ジュベールがサカナくんのヌイグルミを嬉しそうに装着している姿は軽く萌え死ねました。

国別ではその日競技のない選手も全員応援に来るので、普通の競技とは違う意味でのお得感が満載です。

応援席は上段左からロシア・アメリカ・イタリア・フランス、左下段はカナダ・キスクラを挟んで日本。

今回は公式試合とはいえお祭り色が濃く、ワールドが終わったばかりの選手たちに緊張感はありません。ってか静かに演技を鑑賞している日本の観客を尻目に、応援席の選手たちのほうがやりたい放題の大暴走(笑)。

演技中だろうが平気で応援席を行ったり来たり、ブブセラを鳴らしたり奇声を発したり。これが全日本選手権ならつまみ出されてますよ、アンタ方…。いやスケオタ的には非常に美味しいんですけどね。

さて応援席の暴走は競技の合間も続きます。

日本の観客は基本どの選手にも大きな拍手を送りますが、今回は「競技」ということもあってか必要以上に観客が騒ぐことはありませんでした。

そこを盛り上げようとしてか、ウォーミングアップでジャンプや大技のタイミングに合わせて行儀よく拍手を送る観客に、チャーリー・ホワイト選手が煽るように拍手を要求します。

それに対し観客は控えめに反応しますが、チャーリーは「だめだめ、もっと盛り上がって!」とばかりにさらに猛アピールで煽ります。

チャ:「ワーン・ツーウ・スリー!」
観客:「わーパチパチパチ」

チャ:「ワーン・ツーウ・スリー!」(ウェーブを要求しているモヨウ)
観客:「わ、わーパチパチパチ」(ウェーブは無理じゃね?)

チャ:「ワーン・ツーウ・スリー!」(さらに要求)
観客:「わわ、わーパチパチパチ」(いや無理だってば)

2000年前から地べたを這いつくばって生きてきたシャイな農耕民族の我々に、一体ナニを要求するのかこの焼きソバ頭は。

チャ:「ワーン・ツーウ・スリー!」(めげずに要求)
観客:「えーい、こうなりゃヤケだ!うおーーーーーー!!!」


って、そのとき奇跡が、ウェーブが起こった!!しかも何度も!!

チャーリーの粘り勝ちでした(笑)。

他の応援席ではラテンのDNAが炸裂するイタリア・フランスが、先を争うようにおどけまくり、チョケまくりますが、そこには照れや躊躇いは1グラムも存在していません。

このテンションの高さは人目を気にするノリの悪い日本人にはなかなかマネできませんね。あの各種コント(自転車ネタとか)一体誰が考えるんでしょうか?来日する際の飛行機の中・ホテルのロビー?

しかしハジけるラテン民族たちとは対照的に、厳寒のツンドラ地帯ロシア・北極圏のカナダブースは終始お通夜状態で、あの一角だけはまるでブリザードが吹き荒れているかのようでした。正直このブース配置は政治的配慮が足らなさすぎやろ運営側・・・。

そして日本ブースも頑張ってはいたものの、多少無理してる感は否めませんでした。そもそも雛壇芸人でもないフィギュアスケーターに、スケート以外の芸を求めるのが無理ってもんなんですけどね。その辺りの空気を感じ取ったのか、ときどき米仏伊から色んな選手がニギヤカしに来てくれてました。この日出番のなかったサフゾルペアもありがとね~。

競技編はこの後すぐ!(地上波風)

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23:52  |   2011~2012-競技会

2012世界フィギュアスケート国別対抗戦~観戦記(TV編2)~

2012.04.25 (Wed)

先週末の土日、国別対抗戦を観戦しに東京まで行ってまいりました。

現地観戦記は感動の余韻が残っている間にアップしたいところですが、如何せん時間がなく…。

テレビ観戦の男子フリーもまだエントリーできてないということで、先にこちらからアップすることにいたしました。ちなみにBS放送での観戦です。

プロトコル→コチラ

◆コンテスティ選手

世界選手権ではノーミスの良い演技を披露してくれましたが、今回はお約束のミスがチョコチョコありました。

この人は西部劇から指揮者までと芸風に幅がありますね(笑)。正直言って技術的な部分に言及する気にはあまりなれませんが、観客を楽しませてくれるエンタメスケーターであることに間違いはありません。

美人嫁コーチと息子にどんな東京土産を買って帰ったんでしょうか。…ってそこかい!

◆小塚崇彦選手

うーん、最後の最後まで調子が上がらず。不本意なシーズンに終始してしまいました。

そもそもスケーティングスキルに問題があるわけではないので、そういう意味であまり心配はしていませんが、クワドジャンプの成功率については不安が残りますね。靴だけの問題であるならいいんですが…。

それから表現力云々は、もうこれ以上変に意識してほしくないです。今季はそれでかなり迷走してしまった感がありますし、そういう面での変化を求めるなら、一度佐藤組を飛び出して海外へ武者修行に出てみればいいのに、と思います。

スケーティングスキルは世界でもトップクラス。ジャンプもクワド以外はさしたる問題はない。あと彼に伸びしろを求めるならクワドと「表現力」(←この単語もいい加減聞き飽きましたが)。本人が自分で認めているように、彼はシャイで控えめな典型的日本人。欧米人のようなアピール力に若干乏しいのは否めません。

佐藤コーチが悪い訳ではないけれど、アピール力を高めたいなら、これまた実直で寡黙な典型的日本人の佐藤コーチ以外の欧米系コーチにつくのが手っ取り早い方法だと思うんですけどねえ。

個人的にはカメさんとかタラさん(不可能は承知だけど)とのコラボが面白そうだな~と思います。モロゾフはお断り。オーサー、アンタもね!(ああ、ゆづ…涙)

選曲や編曲も「セルフプロデュース」するより、モチはモチ家・専門家にお任せしてほしい。こだわりはわかるんだけどね…。

まあとにかくお疲れ様でした。ちょっと唇が紫色に見えたので、ゆっくり休養して来季に備えてほしいと思います。

Just The Way You Are!!

◆リッポン選手

彼も今季あまり良い成績が残せませんでした。とにかくジャンプがもう少し安定すればいいんですけどね~。

非常に地味なことながら、ジャケットを着て後ろを向いてると、チャーリー・ホワイト選手と区別がつかないことに現地で気づきました。ガタイのいいチャーリーに負けないくらいケツもデカい!

このヘアスタイル、アシュリーたんに頭をグシャグシャされても、それほど見た目が変わらないところが便利というか何というか…。額に垂れた2本のコイルを引っ張ったらどうなるか見てみたい衝動に駆られます。

◆レイノルズ選手

クワド小僧の面目躍如とも言える4S、4T、4Lpのクワド×3!

でも4Sは加点がつきましたが、4T、4Lpは残念ながらUR判定でした。4Lpを成功させれば世界初です。この感じなら来季は成功するんじゃないでしょうか。4Fは譲れないけど4Lpなら応援するぜ!

あとはPCSが全体的に低めなので、つなぎがもうちょっと濃ければいいなあと個人的には思います。急に伸びた手足に戸惑ってるというか、持て余してる感じかな?

◆アモディオ選手

昨季まではクワドがなかったけれど、ここにきて4Sが綺麗に入るようになりました。もう完全にモノにしたと言っていいと思います。

ただジャンプに集中したせいかスケーティングは若干お留守で、その類まれなるダンス能力も足首から上限定なのが残念至極。

◆ジュベール選手

ニースワールドではメダルこそ獲れなかったものの、見事に復活を果たし、いい気分で来日できたのではないかと思います。まあ今回は残念ながらフリーでのクワド2本は叶わなかったけれど、ジュベールらしい体育会系ジャンプを堪能できました。

来季どんなオレ様プログラムで勝負に出てくるか、楽しみですね。

◆アボット選手

SPでの好調が一転、ミスが目立った残念なフリーで今季を締めくくることとなってしまいました。

長身かつ眉目秀麗なアボットが美しい旋律に乗って流れるように滑る様は、見てるだけでうっとり夢見る乙女になれそうです。イヤなってます、自分的には(笑)。なのに最後の最後で完成形が見られなかったことは残念無念。

来季はリッポンと同じくとにかくジャンプの安定が急務といったところでしょうか。

それにしてもアボット・リッポン・シズニーと佐藤組門下生はジャンプ成功率が高くないようなので、ジャンプ部門を別に設けて専門のコーチを雇ってほしい気がします。

◆P

コーチ変更と今回の試合、どちらが先だったか知りませんが、ワールドが終わって燃え尽きたというより、精神的な不安定さがリンク外から表情に如実に表れてたと思います。有体に言えば「目が死んでる」。良きにつけ悪しきにつけ、GPSの頃のような覇気(が全く感じられませんでした。

そしてその心のブレは演技にも大きく影響していることが素人目にもハッキリと見てとれましたが、それでも出たスコアは相変わらずのPCS(パトリックチャンズスコア)。

ここが日本でよかったですね。いやホント。

◆高橋大輔選手

大枚ハタイて東京まで観戦しに行った私が言う言葉でもありませんが、国別など正直オリンピックの正式種目になどになる必要はないし、今回だって「公式試合」として開催される必要性も皆無だと思ってます。

そもそも男女シングル・ペア・アイスダンスと全ての種目でそこそこの選手を揃えられる国自体、何か国あるのかって話ですよね。日本のメディアは「フィギュア大国」などと自画自賛してますが、ペアは高トラひと組だけ、アイスダンスも国際試合に出られるのはリード姉弟のみ。今回だってクリスがケガを押して無理やり出なければ、日本は出場することすらもできなかったのです。

そんな現状も見て見ぬふりして日本で国別を開催する理由はズバリ「集金力」。この一言に尽きると思います。



スケ連は「ISU理事の某ズンコさんの尽力で、団体戦を五輪正式種目にできました!」などと胸を張ってますが、高トラ、リード姉弟に万が一にも何か起これば(あってはならないことですが)、日本の団体戦出場権はアッサリ消失、はいそれま~で~よ。という現実をどう考えてるんでしょう?

そうなりゃオリンピック初の団体戦は本当の意味で層の厚い北米やロシアが金銀銅をさくっと持ってって終・了!日本はお膳立てとパシリをさせられただけで終わりました~、ってことも充分あり得るのです。



ISU理事の某ズンコさんは、そんなくだらないことに東奔西走するよりも、日本の選手がもっと公平かつ正当に採点されるように、またはペアやアイスダンスが育つ環境を整えるほうに尽力すべきでした。



…とまあ、そんな風に慢性的な怒りをくすぶらせつつも、反面ワクテカしながら高橋選手の演技をテレビで見てたわけですよ。ジャッジに対する怒りと高橋選手を応援する気持ちは別物だし。



でもね、もうこういう演技を見せられちゃあ、これ以上何だかんだ言うこたありませんやね。国別がどんなにアホらしくても、テレ朝のお手盛り感満載でも、もうこれ見られただけでどうでもイイや、って気分にさせられましたよ。

シーズン最後の最後のトリでSP・FS通しての神演技。

やっぱりこの人にも「何か」とてつもないモノが憑いてますね。そういう人はどの世界にもいるもんですが、間違いなく彼もそういう「選ばれた」人のうちの一人ですね。



ムダな力が一切入ってない洗練された体の動き。キレのあるジャンプ。余裕のあるステップ。粋なポージングのひとつひとつにも美が宿っているかのようです。そして気だるさが漂う中に遊び心も垣間見えるその表情は、見るものの視線を釘づけにする不思議な魅力に満ちていました。

最後のポーズが決まったとき、かつてプルシェンコやヤグディンが極めた神の領域に、彼もまた到達したのだと改めて感じされられましたが、そこには人が与える評価などまったくつけ入る余地はありませんでした。

観客の巻き起こす、巨大なうねりのような歓声がそれを証明していたと思います。

春の夜更け、テレビの前で極上の酒を味わった気分です。神様どうもありがとう。

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23:49  |   2011~2012-競技会
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